File No.001 「えっ、なになに、なんか事件!?」
台湾の桃園(”とうえん”と読みます)県へガラス巻き取りロボットのセッティングに出張したときの出来事です。
初日の作業が終わるとお客さんから夕食の誘いを受け、作業を手伝ってくれた現地の技術者、先方の幹部2名そして我々日本人3名で中華レストランへ。
桃園では接待などでよく使われるレストランで私も2度目でした。わいわいがやがや日本語と英語そして筆談を交え、紹興酒も手伝って盛り上がりました。酔いが少しまわったところで先方の総経理からカラオケの誘いを受けました。嫌いではないので二つ返事。早速、夜の街中を移動。
たどり着いた先は女性が相手をしてくれる日本で言うスナックでした。ゆったりとしたソファに腰掛け、早速カラオケ。何曲か歌ったあとで副総経理にカウンターに移って話をしましょうと誘われ、二人でカウンター席に移動。彼は日本に留学していたことがあり日本語が堪能でした。
雑談をしていると、いきなりカウンター脇のドアーが開き、手に拳銃を持った警官らしき人3人が、ダ・ダ・ダーと流れ込んできました。
驚いていると彼らは怖い顔で何か言いながら人の顔を覗き込みました。目と目が合ってもただ黙ってじっとしているしかなく動き回っている警官を目で追っていました。しばらくして、何やら店の人と話して外へ出て行きました。どうも近所で事件があり、犯人を追いかけて店に入ってきたようです。
緊張しました。